2022年9月14日(水)
私は、六甲道駅を11:00過ぎの快速に乗って、大阪まで行って環状線外回りで天王寺まで行き、そこから歩いて大阪阿部野橋へ。
そして12:10発の近鉄南大阪線 特急・吉野行に乗って 大和上市駅に着いたのは13:24だった。
ホームに降り立つと、列車の後列の方から女性の親子連れも降り立ってにこにこ顔でやって来た。
まさか、その日の主人公的二人になるとはその時は思いもしませんでした。
無人の改札口を出てロータリーを見回しても武部さんの車はまだ来てる様子もないので、私たちは駅の待合室で待つことにした。
でも・・数分もしないうちに武部さんの車が見えたので、すぐにリュックを背負って、外に出た。
車に乗ったのは武部さんを入れて総勢5人だった。乗り込んだ時は、「良い天気で良かった~」と思っていましたが、五社トンネル(1360m)を出ると入った時の天気とは全く逆で、土砂降りの雨で川上村は私たちを迎えてくれた。
「おお~、道鏡さんは感激のあまり大泣きして居られますよ」と私。
でもその日に私達が行くということは、向こうの世界の人達も分かっていますから、打ち水をしてお墓参りにくる私達をお迎えする所作だと思っていました。
目的地に着くころにはその日も雨が上がるといういつもながらのパターンでした。
でもまだ道鏡さまの涙は完全に止まらず、わずかにパラパラ残っていて、山に登るのには問題がない状態でしたが、道鏡さまは、打ち水をまきすぎたら地底探査ができないことをご存じなかったようでした。
そうしたら、一緒に来られた女性の方の故郷が近くなのでお墓参りに行きたいという話になって、すぐに武部さんは車を走らせました。
そこからほんとに遠くない、直線距離にして8㎞程のところに墓碑はありました。
「私の故郷は、湖の下に沈んでしまったのです」と。
そして、今、オーストラリアから帰ってきているという娘さんも、お母さんと共に手を合わせて居られました。
私は、皆さんがお墓参りをして居られる間に、コアロッドを取り出して、金の反応があるかどうかを調べると・・、一か所、反応しました。
間違いなく千両箱一つぐらいの反応をキャッチしました。
湖の中なのか、湖のほとりなのか・・、金額にして3000億円?
それにしても不思議な話です。日本全国たくさんの故郷があるのに、どうしてまた道鏡さまの遺構がある、しかもその墓参りに行くのにその母娘さんの故郷があるというその確率は・・。これはもう間違いなく作られた仕組まれたマトリクスの世界です。
そのようなことで、一日目は思わぬ墓参りをして、ホテルに向かうとちょうど予定の夕方5時前に着くことができました。