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Channel: かごめかごめの真実とは
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「山間荘園の地頭と村落」・・丹波国和知荘を歩く

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2017年3月22日(水)

 3月19日(日)17:31 和知駅(京都府)へと着きました。

六甲道を14:45頃に出発して、尼崎から「特急こうのとり15号」で福知山へと行って普通電車に乗り換えて、そこから36分ほどで和知の駅です。

六甲道からおおよそ2時間42分かかります。

武部さんは、月に一回のセミナーが終わってから車でお宿まで駆けつけてくれることになっていました。

始めて降り立つ町には、どこか遠い昔に帰ったような風情が感じられました。

実はこの町に来ることなど数日前までは、全く予期していませんでした。

「和知」という地名も「安栖里」という地名も、生まれてこの方聞いたこともない私でした。

それが・・、桓武天皇の遺体を入れた山へと行ってから、またまたこの不思議な物語の初めの頃、「天皇家のルーツを覚えてくださいね。覚えてもらわないと私達が困るのです」と、教育係らしい2人の女性の波動が思い出されました。

そして、どんどんと、天武天皇と天智天皇の陵墓の関係から、伊勢の猿田彦神社との三点が、3:4:5の大事な基本形となる大矩(直角三角形)であることを教えられ、猿田彦神社と、神河町のイエス・キリストの陵墓とその二点の垂線上に、応神天皇陵が位置することを教えられます。

綺麗な二等辺三角形を描くわけです。これも、偶然の一致など絶対にありえないことです。

一気に応神天皇のルーツを調べるようにと言いますか、だれも知る由もないことを調べようにもありませんが、実は陵墓の造営の方角でキッチリとその埋葬者のルーツを知ることができます。

「監督さ~~ん、陵墓はどちらに向けて造るんですかぁ~」

「どちらの方向でもいいから、勝手に早く造れ~~!」などと、そんなことはありません。

陵墓は、その埋葬される方が、生前、一番思い出に残る地域、地点に向けて造りました。

その造る地点も意味ある場所に造られました。

国家のありようは、その時々の人間とその集団によって変わって行くものです。

どのような政変劇や混乱がこの国で起きても、この国の歴史と真実を残すもの、それが、歴代の天皇たちの陵墓の位置と方角で読み解くことができます。

そのことは、磐座であったり、そこから神社や寺院も、お城までもが全く同じ考えのもとで造営されていました。

文書でいくら残しても、改ざんされたり改変されたり、消失されたりしてしまいますが、山や磐座、陵墓などは、そうたやすく全てを破壊することはできません。

先日、とある学芸員から古墳について話を聞きましたが、全く馬鹿げています。

「古墳は山の上などにはないのです」と学説を唱えるだけで、あまりにもかわいそうで哀れにも思います。

考古学とは、その学説とは・・、いかにもあやしい、片目をつむった学説のようですね。

古本屋で買ったりっぱな学術的な本には、「古墳は山の上に造られている」と書かれているのに、いつのまにか「古墳は、平野部か山裾」ということにされてしまっています。

どこからか、誰かの意図で、そのようにされてしまっているようですね。

天皇家とは第10代の崇神天皇からのことですか? 違うでしょう。

その以前から続いてきているでしょうが。

もうそろそろ、学者先生方も真実を語らないと、尊敬どころか軽蔑されだしますよ。

天皇家だってそうですよ。

応神天皇も、キッチリと自分のルーツを教えてくれていました。

応神天皇は、「私のルーツは、十倉であり卑弥呼であり、イエスであり、マリアであり、モーセに遡ると」と教えています。

全て、この大地に、そのご先祖である天皇たちの陵墓の位置とその方向が、この国の本当の歴史を教えてくれています。

・・・

そのようなことで、応神天皇陵が教える彼の故郷へと急きょ行くことになりました。

どうしてうちの山には来てくれぬのじゃ!」とも、おっしゃられておられましたので・・。

指定されたお宿は、料理旅館「角屋」でした。

武部さんがやってくるまで、ロビーで待つことにしました。

そして、郷土誌でもあればと思い、本棚に目をやると、

藤木久志・小林一岳 著 「山間荘園の地頭と村落」・・丹波国和知荘を歩く という立派な本が目につきました。

これらの多くの先生たちが、何十年もかかって和知を歩き、片山文書などを調べ上げて書かれた内容をさらりと目を通しましたが、「どうしてこの和知について何十年も研究をされているのだろう」

「おそらく特別にして特別な地域なのだろう」と言う思いと、「やっぱりここに来たことは、確かなものに導かれている」との思いを強くしました。

さらりと読み終わったころに武部さんがやってきました。・・・つづく

 

 

 

 


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